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【第40話】仕事の「在り方」を大切にする会社

2019.10.27

世の中の企業は

確実に2極化していると思います。

日々様々な情報に触れるたびに感じることができます。

それは、

「お客様から選ばれる」企業か

「お客様から選ばれない」企業か。

その差を生むもの、

その最も大きな要因が

社員の「仕事に対する考え方」。

これから、

さらに「仕事に対する考え方」や「姿勢」が

重要になってくる時代だと思います。

私は、これを「仕事観(かん)」と呼んでいます。

お客様から選ばれる企業には、

お客様から選ばれる社員がたくさん育っているのです。

その、社員の成長を考えるとき、

仕事観にフォーカスしていなければ

本質的な成長は難しいし、それが原因となり

様々な問題が、現象として起き続けると考えています。

例えば、社会人になり、

自分の給料で生活をして

経済的には自立しているように見えても、

精神的には依存している社会人がいます。

それは、

何か責任問題が起きれば、途端に逃げ

会社や他人の責任にするような人。

面倒やリスクは他責にして、

自分自身は言われたことを言われたとおりに、

最低限のことをすれば、給与がもらえる。

仕事は、生活のために、

仕方なくやるものだから、

なるべく楽して、面倒を避けて利益を得たい

という考え方・・・。

もし仮に、

あなたがこの社員(会社)の顧客であったとしたら、

このような考え方の社員(会社)から

商品やサービスを購入したいと思いますか?

これは「仕事に対する考え方」、

すなわち「仕事観」の問題です。

社内の仕事観がそのようなレベルであることは、

様々な問題の原因になります。

あなたの会社では、

社員はどのように「仕事」というものを

捉えているでしょうか。

「働くことは、何のためか。」

それは・・・生活のためだけなのでしょうか?

それは・・・単に給料をもらうためのもの?

経営者や、経営幹部の方でも、

「それが普通ではないのか?」という方もいます。

しかし、

様々な企業を見てきた私の経験上、

「業績を伸ばしている組織には、仕事観の高い社員が多くいる」。

・・・この相関関係は

間違いなくあります。

仕事に対する、目的意識や、

使命感、などの差が、

取り組み姿勢に現れ、

お客様もその姿勢を見て

その社員・会社を判断し、選択していくように

なっていくでしょう。

やがて、

より高い仕事観を持つ組織に

低い仕事観の組織は勝てなくなる。

これからは、

「より高い仕事観」の会社が選ばれる。

この傾向は、

今後ますます顕著になっていくでしょう。

自社の「仕事観」はどのレベルか?

社長は、現状を正確に把握するべきです。

そこで、

会社において、仕事というものを、

どう位置づけるか。

「仕事のやり方」の前に、当社にとって

「仕事」とは?

その「在り方」を深く掘り下げてみましょう。

仕事とは何なのか・・・という

「仕事の在り方」を定義し、

それを社内で揃えていく機会を持つ。

そのような仕組みを構築しなければなりません。

社内でも「仕事観」にずれがあると、

社員間での温度差が出て、議論が深まりません。

それは、様々なコミュニケーションの壁を生む。

すると、業務に様々な隙間ができて、

会社がダメになっていきます。

そのような職場環境の中では、

本気で「企業理念の実現」にこだわるような

社員は決して育たないのです。

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株式会社トゥルーチームコンサルティング
代表取締役/一般社団法人 自走式組織協会 
代表理事
吉野 創(よしの はじめ)
http://true-team.com/
Eメール:info@true-team.com
住所:東京都新宿区西新宿7-2-5 TH西新宿ビル6階
TEL:03-6869-4522
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