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【第72話】仕事観と企業理念を揃えるコツ

2022.06.18

こんにちは。

自走式組織(R)プロデューサーの吉野です。

前回お話ししてきた「仕事観」について、

そこで働く人たちの仕事観が、

その企業理念の方向性とずれている、

ということは、そもそも問題。

企業理念の方向性と、

普段の仕事での取り組み姿勢にギャップがあるのは

掲げている企業理念を

体現していない、と言うことになります。

そのような状態では、

組織の方向性は本当には揃わず、

さまざまな問題が起き続け、

「組織的なロス」が

発生し続けている状態となります。

その状態が長く続けば、

企業の成長もなく、

その提供価値も進化していかないと思います。

そのような状態を脱して、

企業理念に基づいた、本来の経営をする状態にしていくために、

やはり社員一人一人が持つ「仕事観」に着目し、

そこを丁寧に揃える取り組みが必要となります。

その取り組みに関して、

今日はお話ししていきますね。

まず、ここでも

2つの視点で考えることが必要です。

それは、

「経営側の努力」と、

「社員側の努力」です。

経営側の努力とは、

すなわち「環境づくり」です。

それは、

1・社員教育

(経営やマネジメント・計数での把握、判断ができる最低限の知識)

2・今の延長線上の未来ではどうなるか?

(対話やミーティングの機会を増やす)

3・理念・ビジョンの浸透

(なぜ、この事業をやるのか?どんな理想像を目指しているのか?)

・・・この3つの対策を進めることです。

物理的な時間を取り、具体的な仕組みとして

整備していきましょう。

・・・ここは、

すでにお話ししてきましたので

詳細はもうお分かりだと思います。

では、今回は社員側の努力に関して、

主にお話ししていきます。

社員側の努力としては、

自分の「ミッション」を発見する

努力が必要となります。

つまり、

「自分理念を明確にせよ」ということです。

・・・しかし、このような話をしても、

多くの社員さんは「よくわからない」と言う

ケースが実に多いんです。

なぜならば、

仕事観は「個人領域」だからです。

個人任せにしていれば、

「仕事は給料をもらうために

仕方なくやるもの」といった

損得の方向へ、流されていきます。

仕事観などには無意識の人が

多くなってきます。

すると、自分の業績アップや、

仕事の成果につながるような話以外は、

関心を持つことがなくなります。

しかし、だからこそ、

「仕事の中で、ミッションを考える時間をとる」ことが

大切です、とはっきりとお伝えしていますよ。

・・・それには、伝え方にあるコツがあります。

いきなり「ミッションが大切」と言う話だと

関心を持つことが難しいのですから、

その場合は、その人の関心のあること、

つまり、

「仕事の業績アップ」の視点から話すことです。

例えば、こう言うロジックです。

あなたの仕事の業績アップには、

売上高を上げること。

売上高を上げるには、

客数と客単価を上げること。

そのための戦略を突き詰めていくと、

中小企業の場合、

ほとんどが「差別化戦略」となること。

その差別化を突き詰めていくと、

「付加価値を高める」とか、

「提供価値を再定義する」

といった要素につながっていきます。

つまり、顧客に提供する価値を高めて、

顧客のLTV(ライフタイム・バリュー)を高める、

と言うことは、

仕事の領域として突き詰めて

考えるべき要素となるはずなのです。

そして、提供価値を考えるときには、

企業理念が必ず必要になります。

それは、

「そもそも、我が社は、

どんな価値を生み出すのか?

顧客への価値提供を通じて、

世の中にどんな価値提供をしていく企業なのか?」

・・・その提供価値の定義があるからです。

提供価値の定義が、

企業のミッションとなり、

それが、仕事で実現するべき、

社員各自のミッションにもつながります。

その提供価値を生み出す自分に、

成長できているか?

まだまだ不十分なところがないか?

こう言う視点で、考える機会を持ちましょう。

そこから、社員各自の

成長目標を発想していくことが大切です。

価値の提供から、仕事観を考える。

そして、仕事について考える。

そこから、企業理念と仕事観を

こんにちは。

自走式組織(R)プロデューサーの吉野です。

前回お話ししてきた「仕事観」について、

そこで働く人たちの仕事観が、

その企業理念の方向性とずれている、

ということは、そもそも問題。

企業理念の方向性と、

普段の仕事での取り組み姿勢にギャップがあるのは

掲げている企業理念を

体現していない、と言うことになります。

そのような状態では、

組織の方向性は本当には揃わず、

さまざまな問題が起き続け、

「組織的なロス」が

発生し続けている状態となります。

その状態が長く続けば、

企業の成長もなく、

その提供価値も進化していかないと思います。

そのような状態を脱して、

企業理念に基づいた、本来の経営をする状態にしていくために、

やはり社員一人一人が持つ「仕事観」に着目し、

そこを丁寧に揃える取り組みが必要となります。

その取り組みに関して、

今日はお話ししていきますね。

まず、ここでも

2つの視点で考えることが必要です。

それは、

「経営側の努力」と、

「社員側の努力」です。

経営側の努力とは、

すなわち「環境づくり」です。

それは、

1・社員教育

(経営やマネジメント・計数での把握、判断ができる最低限の知識)

2・今の延長線上の未来ではどうなるか?

(対話やミーティングの機会を増やす)

3・理念・ビジョンの浸透

(なぜ、この事業をやるのか?どんな理想像を目指しているのか?)

・・・この3つの対策を進めることです。

物理的な時間を取り、具体的な仕組みとして

整備していきましょう。

・・・ここは、

すでにお話ししてきましたので

詳細はもうお分かりだと思います。

では、今回は社員側の努力に関して、

主にお話ししていきます。

社員側の努力としては、

自分の「ミッション」を発見する

努力が必要となります。

つまり、

「自分理念を明確にせよ」ということです。

・・・しかし、このような話をしても、

多くの社員さんは「よくわからない」と言う

ケースが実に多いんです。

なぜならば、

仕事観は「個人領域」だからです。

個人任せにしていれば、

「仕事は給料をもらうために

仕方なくやるもの」といった

損得の方向へ、流されていきます。

仕事観などには無意識の人が

多くなってきます。

すると、自分の業績アップや、

仕事の成果につながるような話以外は、

関心を持つことがなくなります。

しかし、だからこそ、

「仕事の中で、ミッションを考える時間をとる」ことが

大切です、とはっきりとお伝えしていますよ。

・・・それには、伝え方にあるコツがあります。

いきなり「ミッションが大切」と言う話だと

関心を持つことが難しいのですから、

その場合は、その人の関心のあること、

つまり、

「仕事の業績アップ」の視点から話すことです。

例えば、こう言うロジックです。

あなたの仕事の業績アップには、

売上高を上げること。

売上高を上げるには、

客数と客単価を上げること。

そのための戦略を突き詰めていくと、

中小企業の場合、

ほとんどが「差別化戦略」となること。

その差別化を突き詰めていくと、

「付加価値を高める」とか、

「提供価値を再定義する」

といった要素につながっていきます。

つまり、顧客に提供する価値を高めて、

顧客のLTV(ライフタイム・バリュー)を高める、

と言うことは、

仕事の領域として突き詰めて

考えるべき要素となるはずなのです。

そして、提供価値を考えるときには、

企業理念が必ず必要になります。

それは、

「そもそも、我が社は、

どんな価値を生み出すのか?

顧客への価値提供を通じて、

世の中にどんな価値提供をしていく企業なのか?」

・・・その提供価値の定義があるからです。

提供価値の定義が、

企業のミッションとなり、

それが、仕事で実現するべき、

社員各自のミッションにもつながります。

その提供価値を生み出す自分に、

成長できているか?

まだまだ不十分なところがないか?

こう言う視点で、考える機会を持ちましょう。

そこから、社員各自の

成長目標を発想していくことが大切です。

価値の提供から、仕事観を考える。

そして、仕事について考える。

そこから、企業理念と仕事観を

コネクトしていくと良いでしょう。

・・・続きはまた次回に。

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株式会社トゥルーチームコンサルティング
代表取締役/一般社団法人 自走式組織協会 
代表理事
吉野 創(よしの はじめ)
http://true-team.com/
Eメール:info@true-team.com
住所:東京都新宿区西新宿7-2-5 TH西新宿ビル6階
TEL:03-6869-4522
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