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コラム
【仕事を辞めたい】部下に退職を告げられた時の対応をプロが3つのポイントで伝授!
2025.01.23
どうも、こんにちは!はじめ社長です!
今日は「仕事を辞めたいんです…」って部下に退職を告げられた時の対応方法をプロが伝授!
ということでお話をします。
「仕事を辞めたい」と言われたらドキッ!としますよね。
そんな時の反応と対応を理解してあなたの武器に変える方法についてお話をします。
是非、最後までご覧になってください。
今日のポイントは3つ
①自分なりの判断基準を持つ
②退職相談が来る関係性を作っておく
③退職相談をされたら抱え込まずにあなたの上司に相談する
部下から退職を告げられたらどんな反応を取るべきか?
①自分なりの判断基準を持つ
・ホット&クールで考える
・部下にとって&会社にとって最善の軸とは
この2つを自分の中に持ちましょう。
会社のことやチームのことを考えた上で
上司のあなたはどういう基準で引き止めるべきか
中には引き止めないケースもあります。
その判断基準を持つことです。
上司としては辞めてほしくない
だから引き止めたい
会社としては本人の成績が不振
時間が経っても改善が見られない
成績が振るわない部下のケース
上司によって判断基準が変わるのは会社としてはNGです。
しっかり判断基準を持つことが必要です。
だから会社の判断軸を常日頃から経営トップと基準を合わせることが必要です。
・ホット&クールで考える
・前向きか後ろ向きか本人の姿勢から判断する
この2つの掛け合わせで考えます。
■ホット:自分の感情や想い
「部下を成長させたい一緒にビジョンを見たい」
それだけで判断するのはNG
■クール:客観的な視点
会社に良い影響を与える人財か
利益をもたらす人財か
逆の人罪(じんざい)か
客観的な視点で見ることが大事です。
・前向きか後ろ向きか本人の姿勢から判断する
本人の人生にとって本当に良いジャッジは何か?
そのために質問をしましょう。
「なぜ、辞めるのか?」
辞める理由をよく聞いて上司は見抜かなければいけません。
本人の人生にとってプラスならGO
マイナスで逃げているのを見抜いたら辞めるのはNG
・ホット&クール
・前向きか後ろ向きか本人の姿勢から判断
この図をよく覚えておいて下さい
前向きな人財は会社にとっても有益
前向きだけど会社に残らない方が本人にとって良い人財もいます。
本人が目指しているビジョンの方向性と会社の目指す方向性が違う場合
会社の方向性に本人の人生ビジョンはありません。
別々の人生を歩んだ方がお互いにとって幸せになります。
その場合は背中を押してあげしょう。
・後ろ向きの考え方の部下の場合
逃げているだけじゃないかと本人が気付くようにする必要があります。
「次の会社でもまた同じ壁が来る」ことを伝えます。
今の課題は何か聞いてサポートすることを伝えます。
逃げていることが分かる人罪(じんざい)には冷静に理由を淡々と聞きます。
相手が気付いたらチャンスはあるかもしれない
本当に逃げようとしているなら引き留めない方が良いかもしれない
②退職相談が来る関係性を作っておく
今は上司は部下から選ばれる時代です。
部下との関係の質を高めるたった一つの方法
部下の成績が悪く改善されない場合
それは部下のせいだけなのか?
原因を上司の自分に探してみる
どんな上司だったら部下は辞めずに育つのか
退職を告げてきた時にどの状態だったのか?
A.自分で決定して就職先も決めて事後報告に来た
この場合はほぼ信頼されていない
B.本当に悩んでいてアドバイスが欲しくて相談に来たのか?
この状態ならあなたは上司として間違っていない
その分かれ目は何か?
上司が「部下の働く目的」を知っているか
日頃から関心を持って「部下の働く目的」を理解して応援をする
働く目的については私の書籍に詳しく書いています
僕はこれを仕事観と呼んでいます。
仕事観を理解してそれを満たさないと選ばれなくなります。
世の中には部下の育て方やマネジメントの方法などたくさんありますが
やり方だけで解決するなら上司はここまで悩みません。
やり方やテクニックはたくさんある
やり方・テクニックを使う目的が自分のためだと間違えます。
それが部下から透けて見えます。
そういう上司は部下から選ばれなくなります。
大切なのは部下の人生を応援するスタンスです。
それが上司のマネジメントのベースにあるかどうか
ここが選ばれるか選ばれないかの分かれ目です。
③すぐにあなたの上司に報告しましょう
組織の管理職であれば
部下から退職の報告が来ることは緊急かつ重要な問題です。
昨今では採用も自由にできない厳しい人員体制です。
自分でなんとかしようとして
自分のところで止めて相談・報告が遅れて
組織として大変な状態になるのが最悪のパターン
部下から退職の相談が来たらすぐにあなたの上司に相談しましょう。
上司との関係性を自分から作ることが大切です。
今日はこの3つのポイントでお話をしました。
①自分なりの判断基準を持つ
②退職相談が来る関係性を作っておく
③退職相談をされたら抱え込まずにあなたの上司に相談する
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株式会社トゥルーチームコンサルティング
代表取締役/一般社団法人 自走式組織協会
代表理事
吉野 創(よしの はじめ)
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