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コラム
【第25話】日報を社員の成長に活用する一工夫(1)
2018.07.05
「ヨシノさん、うちの会社では日報をルール化しているのですが、毎日書かない社員がいるんですよね〜。だいたい毎回決まったメンバーなんです。どうすれば出すようになりますか?」という経営者様からの質問です。
こういうケースでは、「それは、出す必要性を感じていないからでしょうね」とはっきりお答えしています。
なぜ、日報を出さないのだろう?と考えてしまう前に、
そもそも、なぜ日報提出をする必要があるのか?
その目的を社員と共有するべきでしょう。
「情報をスピード共有するため」とか
「顧客のニーズ、現場の変化を知るため」など
そこには理由があるはずです。
「報告のために」であれば、
なぜ報告が重要なのか?という意味を紐解いて伝えること。
面倒かもしれませんが、それが車内で共有されていないと、
日報は形骸化していきます。
・・・ここまでは、私がいうまでもなく、
多くの経営者さんは認識はしています。
では、
社員が理解していれば、
業務の一環として実行するようになるかというと・・・・
実は、これだけでもまだ書かない人間がいます。
そんな場合は、
もう一つ、重要な視点が欠けている。
それは・・・
社員自身の「自分のために」の視点です。
その「一工夫」が、現場で運営していく上では大切です。
この「一工夫」、
次回お伝えしていきますね。
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株式会社トゥルーチームコンサルティング
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吉野 創(よしの はじめ)
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