【第46話】依存型人材が変化するには

team17

 

 

 

先日、個別相談にお越しいただいた方のご質問から。

 

ある企業の役員の方。

 

 

「我が社でも、自走式組織を作って行きたいのですが・・・

どうも、やはり難しいのではないかと思います。」

と切り出された。

 

 

 

その理由をお聞きすると、

 

依存型が当てはまる、管理職がうちの会社には結構いるのです。

 

業績が改善しない理由を、前向きに改善するように指示しても、

 

競合先と自社の商品の比較をして、

自分たちはやっているが商品が悪い、という姿勢がずっと変わらないのです。」

 

 

という組織の状態を説明いただきました。

 

 

そして、

 

「私から見ると、

 

彼らはまだできることをやり尽くしていないですし、

 

会社の文句を言うことで、

自己正当化して、他部署のせいにして逃げている。

 

そのことで、部下も同調し、

社内のベクトルがずっと揃わないのです。」

 

 

「・・・このような、他責にする姿勢。

 

ここを直すのは難しいとずっと悩んでいるのです」

 

 

というお悩みでした。

 

 

 

・・・こういう相談はよく受けるのですが、

 

 

いつも、

 

「難しいことは、全くありません。

 

継続するか・継続しないかだけです。」

 

と、はっきりとお伝えしています。

 

 

 

 

  • あまり触れられない「人間の2つの姿勢」の視点

 

 

依存型の姿勢とは・・・

 

環境のせいにして、自己正当化する姿勢。

 

結果を、自分以外のせいにする習慣のことです。

 

 

 

都合の良くない結果が起きたら・・・

 

言い訳から入る人がその典型です。

 

 

 

 

一方で、

 

結果を全て自分の責任と受け止めて、

 

自分から様々な改善、問題解決に乗り出す人もいます。

 

 

・・・これを、「自立型の姿勢」と呼んでいます。

 

 

 

 

そして、企業を成長させ、引っ張っていくのは、

 

間違いなくこの「自立型人材」。

 

 

様々な事例を見て、つくづく思います。

 

 

 

 

しかし、この自立型人材は、

 

何もやっていなければ、組織内ではおそらく少数派。

 

 

ですので、

 

組織には、依存型姿勢で仕事をしている人が

(それと気づいていない人が)

 

普通は多くいるものです。

 

 

 

そして、それが、組織の中で起きる

 

人と組織の問題の要因になっているケースが非常に多い。

 

 

 

この事例のようなケースには、

根本的な見地からの取り組み・・・

 

つまり「自立型人材を社内に、意図的に作りませんか?」

 

とお話ししています。

 

 

 

この依存型人材を、

 

自立型人材に変えていくことが、

(実際には、本人が選んで自ら変えていくのですが)

 

・・・実は、これが「人を育てる」ということだと思います。

 

 

それは、

 

自走式組織®づくりにおいては欠かせない取り組みです。

 

 

 

 

 

 

 

  • 自立型人材に変化するきっかけとは

 

 

少しでも自立型に近づけるかは、

 

まず、「依存型と自立型」の概念から対比させて

 

上司も、部下も、一緒に学んでいく方法があります。

 

 

 

自立型人材について学ぶと、

 

以外にも、自分が依存型だったと気づいて

自ら変化していく人も多いのです。

 

 

その上で、人が育つ環境を作るには、

いかに良い習慣を身につけるかがポイントです。

 

 

気づいて、自ら良い習慣づけを

行動や発言から、実践していこうとしても、

 

 

人間は、

今までの人生で身についた思考の習慣を

 

 

そう簡単に変えられるものではありません。

 

 

だから、

継続して「考え方」に触れる時間を

物理的に設ける。

 

 

一回で、感覚的に理解するセンスのいい人もいれば、

 

 

時間をかけて、

体系化した理論で少しづつ、でも確実に理解した方が、

 

実践につながりやすい人もいるからです。

 

 

そこで、理論を継続的に学ぶ。

 

 

その一方で、

 

「自立型・依存型」という共通の言語・語彙を浸透させ、

 

情報交換をしていきます。

 

 

「自立型姿勢に変えて、周囲がこう変化した」、

といったテーマで、実体験を話し合ったりすることが重要です。

 

 

 

単発の勉強会だとほぼ変わりません。

 

「いい話だった」で実践には繋がらずに、

時間の経過とともに、元の習慣に戻っていくだけです。

 

 

 

そして、実践にもつながりませんから、

「ほらみろ。やっぱりみんな変わらないじゃないか」

 

 

・・・と、依存型で他責にする人は、その傾向が

さらに強くなることもあります。

 

 

 

周囲が変わらなかったことを

当事者として見ていない。

 

 

・・・これはつまり、

「自分が変わらなかったこと」を

自己正当化しているのです。

 

 

 

継続して、習慣を変えられる機会を作るには、

 

社内で「仕組み化する」という方法が有効です。

 

 

 

継続して触れることが

仕組み化されていないと、

 

 

やはり人間は元の習慣に戻ってしまうのです。

 

 

・・・この自立型姿勢と、習慣化

この2つは、とても大切なことだと思います。

 

 

継続的に「考え方」に関わることで、少しづつ、

考え方や、言動のクセを変えていく取り組みが

有効になります。

 

 

 

自立型姿勢や、この習慣化の取り組みに関しては、

 

 

自走式組織®実践会(無料のコミュニティ)などでも

今後お伝えしていきたいと思っています。

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自走式組織®や、

自立型人材と依存型人材の違いなど、

 

 

「体系化した原則」を社内で学び、

共通言語にしていくことは

 

 

人が育つ職場環境をつくる上で、

とても大切だと感じています。

 


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2018年09月11日
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