【第51話】「人の幸せを目指す」と決めている会社

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経営の「目的」が変われば、

会社が変わる。

 

 

今日は、そんな事例を紹介したい。

 

 

 

その会社では、

 

創業して、初めての経営危機に陥り、

赤字になり、賞与が払えない状態に陥っていた。

 

 

今までは

利益を上げることが目的だった。

 

大きな負債もあり、とにかく返済と利息の支払い。

それにいつも追われている日々。

 

 

とにかく、毎月の数字。

会議のテーマも数字の必達。

 

・・・それ以外、考えられなかった。

 

 

「売上ノルマを果たすのが責任だ!」

「数字が出来ない者は辞表出せ!」

あえて厳しい表現をしてきた。

 

 

それは、経営が厳しい中で、

数字に甘い社員が許せなかったから。

 

 

・・・しかし、

ついに初めての赤字決算。

 

 

賞与の支給ができない。

倒産を真剣に考えた・・・

 

 

でもまてよ・・・

よく考えて見たら・・・

 

 

・・・今までは、

社員の「数字」しか信用していなかった。

 

 

「社員も、生活のために、

数字を上げることが働く目的のはずだ。」

 

そう信じていた。

 

 

数字を上げないものは、

自分の役割から逃げているのだから、

 

冷たい処遇も辞さなかった。

 

 

しかし、今、振り返ると・・・

給与を上げられず、賞与ゼロでも、

ついてきてくれる社員がいる。

 

 

なぜか?

 

 

幹部に話を聞いて見た。

 

「この仕事が好きで、お客さんとの関わりが楽しくて」

 

そして、

 

「会社の仲間が好きで、数字がきつくても一緒に頑張るチームが好きで」

 

 

・・・数字だけではない、

「働く理由」がそこにはあった。

 

 

「本当に感謝すべきは、・・・数字がきつくても、

逃げずについてきてくれた社員ではないか?」

 

 

危機に瀕して、経営者自身が、

改めて「働く目的」を突き詰めて考えた。

 

 

すると・・・

 

経営者の「働く目的」が変化し、

経営の目的を「社員の幸せ」を実現することに定めた。

 

そして、それを社員と

改めて共有していった。

 

 

会議のテーマも、

数字の追求から「どうしたらもっとお客さんに喜んでもらえるか?」へ変化。

 

働く目的は「みんながもっと幸せになること」へ。

 

 

はっきりと、「人の幸せを目指す」ことを

経営の目的と決めた。

 

 

社長にも、社員にも

同じ目的にベクトルが揃い、

迷いがなくなった。

 

 

 

「利益」から「幸せ」へ、

 

社内の文化、仕事観、業務プロセスから刷新した。

 

・・・その結果、業績は回復を見る。

 

 

 


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2018年11月13日
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