【第65話】働くことの意味から経営を考える

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こんにちは。

自走式組織(R)プロデューサーの吉野です。

 

 

今回も引き続き、

 

自走式組織(R)が求められている

その理由を、時代背景からの3つの視点

 

「経営の目的」の変化

について話していきます。

 

 

経営の目的は

売上から「働く人の幸福」へと、

変化しています。

 

 

低成長の時代では、売上を追求しても

その成果が出にくいです。

 

 

同じ売上成長を実現するには、

成長する時代よりも多くのコストがかかります。

 

 

コストをかけても、働く人に無理をさせても、

同じ売上が出なくなる。

 

無理をさせ続けると、病んだり

会社を辞めたり、ということがおきます。

 

 

つまり、今までと同じやり方では、

経営がうまくいきません。

 

 

この点、多くの経営者が今最も悩んでいる点です。

 

 

実は、答えは、

今までのように「売上を追求する経営」の

延長線上にはないのです。

 

 

ところが、その答えは、

そもそもの「経営の目的」自体を変えることで

 

さまざまな整合性が取れ、見えてきます。

 

 

だから今、「働く人の幸せを追求する経営」

が求められています。

 

これを「新機軸」の経営と呼んでいます。

 

 

働く人の価値観は、変化しています。

賃金だけでない「働くことの意味」を求めます。

 

 

それは、同じ仕事するなら、

幸福感を感じながら働きたい、という価値観です。

 

 

仲間や顧客との関わりや、仕事を通じて得られる、

 

やりがいであったり、

達成感や、充実感、

成長の実感、

 

といったもの。

 

 

そういった幸福感を感じながら働き、

結果として顧客の感謝とともに、売上が上がり、

 

会社からの賃金として

自分と家族の豊かさにもつながる。

 

・・・このような日々の循環から、

 

仕事も含めた生活全体、

つまり人生の時間の質を高めたい、

 

そのように考える人が増えているということです。

 

 

 

経営で、売上を上げ、

利益を上げるのは間違いなく大切です。

 

しかし、それは「結果」としてであり、

目的にはならないのだ、

ということから発想していくと、

 

 

・・・その結果を得るにはまず先に、

 

そもそも顧客や社会により高い価値を

提供する必要があるということになります。

 

 

そのための、設備投資や人材投資、

商品開発、価値提供プロセスの見直し、

手法の改良、業務改善など

 

あらゆる取り組みが常に必要となります。

 

 

そして、経営ですから、長期的な視点で

 

今よりも、さらに高い価値を提供して、

顧客から選ばれ、選ばれ続ける必要があります。

 

 

では、そもそも

その「高い価値」を創造するのは誰かというと

 

それは・・・働く人そのものです。

 

ということは、働く人が、

「価値創造しよう、価値を提供しよう」という姿勢をもち

 

毎日の仕事に取り組む状態が

常に望まれる、ということになります。

 

 

つまり、

・・・働く人は、

価値創造、価値提供に

常にフォーカスしているかが重要です。

 

 

ところが、

・・・働く人は、

違う価値観にフォーカスが当たっており、

 

「価値創造や価値提供することは、

苦痛であったり、面倒だ」

 

「今までと同じ方が楽だ」

という仕事観であれば、

 

 

自発的に仕事に向かうことは

苦痛で、面倒なことだから、

 

言われたことだけやればいい、とか

 

自分の役割はここまでだから、

あとは私に関係ない、とか、

 

今まで通りが楽だ、

余計な提案すると、大変になるから損だ、

 

 

・・・という姿勢になってしまうでしょう。

 

 

その姿勢を修正するために、

経営の現場では、

 

上司や管理者と呼ばれる立場にある人たちが

 

社員教育、部下育成という抽象的な役割から

大変な負荷を感じているのです。

 

 

このような仕事に対する価値観の状態にあることが、

価値創造、価値提供の障害となっているのですね。

 

 

 

実は、現実には

 

我々は、

売上をコントロールすることはできない。

なぜならば、

売上を生み出す源泉である、

 

働く人の意識を

コントロールすることはできないから。

 

つまり、価値創造、価値提供に対する

意識をコントロールできないということです。

 

 

その原因は、経営の最終目的が

働く人の幸せではなく、売上だからです。

 

その、経営側の姿勢は働く人には

伝わっているのだと思います。

 

 

・・・と、いうことは、

 

これからは、

経営の目的を、

「働く人が幸せを感じられるようにする」という点に

 

さらにフォーカスする、

という方針をとるべきです。

 

 

働く人の、姿勢を

コントロールすることはできませんが、

 

経営の目的を打ち出して、

そこに共感してもらうことは出来ます。

 

では、どのように経営の目的を打ち出していくか?

次回お伝えしていきます。

 

 

 

 

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2021年03月02日
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