【第28話】現場での目標管理の本当の意味

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もう、5年以上のお付き合いになる。

大切なご支援先がある。

 

その会社での研修を半年ぶりに、

1日だけだが担当した。

 

社長とは既知の間柄だが、

この経営者ほど人を育てることに会社ぐるみで真剣に取り組み、

そして、一過性ではなく長期的な視点で「継続」している経営者を知らない。

 

学ぶことを、習慣にする。

同じことを、繰り返す。

 

・・・そこから、その時々で、気づきがある。

 

 

この社長の信念に呼応し、

 

当初から、私の担当する研修は

本質的な内容に特化している。

 

「何のために働くのか」

「何のために生きるのか」

「これからどんな人間に成長するか」

 

といったテーマに、年に1〜2回は取り組んでもらうことにしている。

 

 

しかし、このように教育に真剣に取り組む経営者の元には、

そのマインドを受け継ぐリーダーが育つもの。

 

 

この会社では、会社の目的から個人に落とし込んだ目標を設定し、

その内容を日々各自が実践していく、という取り組みを

 

5年間ずっと継続している。

 

 

5年間、ずっと、だ。

 

 

 

研修で、学んだことを、日々の実践に落とし、

結果を出す。

また、そこから気づき、学びにつなげる。

 

 

・・・このようなサイクルがある職場にしていくことは、

とても難しいテーマだろう。

 

 

 

なぜ、続けられたのか。

 

最近の目標シートを拝見して、その理由がよくわかった。

職場の上司が、やり続けているのだ。

 

 

部下の日々のとりくみ、週ごと、月ごとの振り返りコメントに対する、

上司のコメントがすごいのだ。

 

 

コメント欄に、びっしりと書いている。

一言、二言ではない。

 

 

しかも、その内容が明るい。

あたたかい慈愛と、感謝に満ちている。

 

 

上司の皆さんは、

「目標を達成するか、しないか」という観点ではない。

 

「目標を管理しよう」とも微塵も考えていない。

 

 

日々、目標に向けて頑張る部下を信じて、

よりそい、応援しているのだ。

 

 

その姿勢が、部下に伝わる。

だから、部下も、簡単には諦められない。

 

 

・・・こんなことが、日々現場で起きている。

 

 

これも、社長の姿勢を見本とした、

幹部が、率先垂範しているから。

 

 

幹部は、何があっても、この「目標設定シート」の取り組みだけはやめない。

どんなに忙しかろうが、文句が出ようが、

 

 

頑としてやめない。

 

 

継続すること、その中で

 

「同じことでも新しい気づきが、その時その時のタイミングであるのだ」

 

ということを知っているからだろう。

 

 

それを、幹部は、

社長の背中から、学んできたのだ。

 

 

このような、「姿勢」の連鎖が起きるには、

時間がかかる。

 

 

社長のことば、行動の意味を理解するのに

やはり時間がかかるのだ。

 

 

だから、大切なのは、

一貫性であり、継続することなのだと学んだ。

 

 

この会社にとっては、

もはや「目標設定シート」は管理ツールではない。

 

上司と部下が、心を通わせる

コミュニケーションツールであり、

 

すでに「文化」になっているのだ。

 

 

 

 

 

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2016年11月08日
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